述語の動詞をしっかり書く

こんにちは、沖中です。

ようやく長い雨がやんで、週末からお天気が戻りましたね。洗濯物もすっきり乾き、やれやれです。

さて、今日は「ライティング何でも講座」第二弾。

いつも打ち合わせでクライアントの工務店さんや製材所の方々から飛び出す言葉は、「いや~とにかく文章は苦手やから」。

日頃から、その苦手部分を私達がお手伝いさせて頂いている訳ですが、でもどうしても、ブログやプレゼンや報告書...と、文章ってついてまわりますよね。

「苦手、苦手」と思っている人でも、ちょっとしたルールを意識して書くだけで、文章はぐっと読み易くなります。

という訳で、このコーナーでは、「文章を書くのは嫌い」という人のために、ちょっとした文章作成のポイントをお伝えしています。

今日の手テーマは、「述語の動詞」。

文章は基本的に、「誰(何)が、どうなのか、何をしたいのか」、「誰(何)が、誰(何)に、何をしたのか」といったことを、表現する必要がありますが、次の例のような間違いをよく見かけます。

befor

  • 本日は、各線とも平常通りの運転です
  • 今、日本の木材産業が難局である


一つ目の例はラジオで流れた言葉ですが、何だかおかしいと感じませんか?違和感がありますよね。

なぜかと言えば、「名詞」+「です」の形で終わっているからです。書かなければいけない「動詞」がないから理解しづらいのです。

これを、ちょっと直してみます。

after

  • 本日は、各線とも平常通り運転されています
  • 今、日本の木材産業が難局に直面している


主語に対してきちんとした動詞を書いてみましたが、いかがでしょう?スラっと頭に入るようになったと思いませんか?

「名詞」+「です」の言い切りは、クライアントさんから見せて頂く文章の中でも、結構多いです。

さらに、もう一つ例題です。例えば下のグラフを説明するのに...

graph_dokokara.jpg

befor

日本で使われている木材のうちの7割以上は、北米やアジアを中心とする海外での生産だ


after

日本で使われている木材のうちの7割以上は、北米やアジアを中心とする海外で生産されている


「7割以上は、生産されている」と、動詞を書けば、主語と述語がしっかりかみ合いますよね。

まずは一番言いたい「○○は、○○だ」という主語・述語の文章を作っておいてから、他の要素を入れていくと、書きやすいかも知れませんね。